韻律だとか、と、建設的な文章

僕は多くのいわゆるリズムネタ系が嫌いだ

しかし、それはリズムネタだからじゃない。面白くない場合が多いから。真似しやすいみたいな理由ではやってることが多いからだ

むしろ、僕はゴロの良さ。意味を伴った巧みな韻律を考えられる人間は尊敬する

もし面白いリズムネタを量産できる人間がいたら尊敬するだろう

そして、また、文章とリズムは密接な関係にある

ある年の東大の英語の要約で、カズオイシグロに関する文があった

カズオイシグロは文章を書く才能と音楽の才能はとても密接不可分だと語ってる、という内容だった

流石にそれは言い過ぎだろうと思ったけど、それは僕がまだ未熟者だからそう感じてしまうのかもしれない。まぁ、どっちにしろ、文章を書く才能とリズム感覚は僕も密接不可分とまでは言わないが、大いに関係があると考えている

村上春樹も文章を書くにあたって、その言葉の流麗さというか、口に出した場合の読みやすさというか、を大切にしてると語っていた

このように言語において、建設的な(?)内容のモノを創作する場合、「音」という観念は大事だと思う。語彙力があるということも、ゴロが良い文を作るにあたっての選択肢が多いということなのだから。そういった切り口で語れると思う。