9/22〜26 勉強ラプス、上から撮るか?横から撮るか?

9/22火
自習室を変えることにした。
前まで使ってた河合塾から微妙に遠かったから。
これは勇気のいる決断だった。
教材を移動するための往復に丸一日は潰れるから。他にも、契約やらなんやら。それに環境の変化に強い方ではない。
でも、それも含めて今後の入試までのことを考えると必要な時間的投資だと思った(金額的には前までのより安い)。そして、今がそれができる最後の時期だと思ったから。
なによりも、新宿駅の自転車の定期利用の僕が割り当てられてる区画からめちゃめちゃ近い。今までの自習室は新宿駅から遠いから別にワンコインの駐輪場を使う必要があった。
さらに、今までの自習室は雨の日とか、バスで新宿周辺まで出てきて、そこから長いこと地下街を歩かないと行けない場所にあったが、そういうのもなくなった。
3月からめちゃめちゃ状況は動いてるのだ。6月までそもそも河合塾が開いてなかったのだ。今はスタンプカードを授業がない日も押しに行くくらい家から自分を引っ張り出す手段として河合塾を利用してるのだ。自転車の定期利用だって始めはなかった。バスの定期だって持ってなかった。現状に合わせて絶えず最良の選択は何か考えていかねばならない。

この日は見学契約教材移動をすべてする日にした。時間のダメージは1日に集めたい。予備校の授業の後、新しい自習室で契約し、教材移動まで済ませるのだ。

予備校や自転車の定期利用もそうだけど、自習室に関しては父に感謝しかない。父は当時父が父の父にしてもらえなくて嫌だったことをする、言われて嫌だったことを言わない、こういった基準で僕と接しているため、僕と関係が良いのだろう。

てか、そもそも前の自習室を決めた時の決め手なんだっけってずっと考えてたが、新宿界隈の各自習室を比較してた時、Wi-Fiが無料か有料追加かっていうのを見てて、そこは有料追加だったんだ。PCを自習室に置くから、Wi-Fi自由に使えたら折角のスマホのスクリーンタイム制限の威力が薄れるなと思って。有料追加ならば追加しなければ良いのだ。しかし、多くの自習室は良かれと思ってフリーWi-Fiなのさ。
でも、まぁロッカーにパソコン基本入れてて、毎日自習室着いたらすぐラプス回してたら、わざわざ取り出して使用することもないだろうと思って、このフリーWi-Fiの自習室を立地的に選ぶことにしたのだ。
と、思ってたら、新しい自習室の担当者に「Wi-Fiのパスワードなんですけど、教えないでくれという方もいまして」って言われた。僕がそれだ。懸念は払拭された。教えないでくださいと言った。

そして、元の自習室に戻り教材の移動を始めようとしたら急にロスになった。
本当に立地だけ少なくとも今の僕の状況にとって微妙なだけで、かなり良い自習室なのだ。
3月上旬からの半年強の思い出が急にフラッシュバック。とても愛着を持っていたことに気付いた。
毎朝休憩室においてある産経新聞を読むのが好きだった。
自習室のとても近くにある店員が僕の注文を完全に了解しているいきなりステーキにも、9月いっぱいで糖質制限をやめるし、家からメチャ近いわけではないので、前ほど頻繁には行かなくなるだろう。寂しくなるな。
しばらく物思いに耽りながら佇んでた。

しかし、自習室を移すことは今の自分のためになることだ。未練タラタラのままでいるわけにはいかない。黄昏てる場合ではない。フル勃起で鬼動かなければならない。

教材を入れた重いリュック背負って自転車に乗り、ガード下辺りの金券ショップの前で信号待ちをしてたら、視聴者に声をかけられ、応援された。

想定の一億倍くらい教材の移動に時間がかかった。結果4往復で済んだのに。
前の自習室に行くたびに、いちいち感傷に浸ってたから。

本当に前の自習室は素晴らしい自習室だった。
新しい自習室より、設備的に、あらゆる面で。
問題は距離だけだった。
それも少しだけなのに。
その少しの距離の存在が、僕を決断へと向かわせてしまった。
綺麗さっぱり未練を断ち切るために、いつでも解約できるように、ありとあらゆる荷物を持ち去った。かなり大変だった。

9/23水
空前の規模の朝勃ちで目覚める。尿意がすごい。時刻を見ると4:50。ここで起き切っても良かった。ほぼ5時だもの。ここで二度寝したことを一生後悔する。
その後6時台のアラームで起きたが、思わず寝落ち。
次に起きたのは9:30。明らかに前日の荷物の移動作業で疲れてたな。授業開始は9:20。はい大大大大大大絶起。めちゃめちゃつらい。河合塾に入って、出ようと事前に決めてた授業に遅刻してしまうのは本当に初めて。一度休むのも一度も出ないのも同じだと思ってるのに。。。好きな授業なのに。テストゼミだし遅れてでも行こう。朝シャワーと食事は我慢しよう。
教室に着いたのは第二問目の解説が始まった瞬間だった。

授業後、自習室へ。前の自習室への未練を断ち切るためにあらゆるモノを移動させる行為を前日は優先させたため、それらを整理する作業に追われた。
整理って苦手じゃない。でも時間がかかる。集中が保てない。その整理対象自体が興味を誘発するものばかりだと。

この日は18時から20時半日本史の授業。新宿住友ビルって本当に好きだ。基本僕は高層ビルに対して畏敬の念を抱いてるし、入るといつも、なんというか、アガる。そのなかでも特に。こんなところで大学受験日本史の授業をしてくれるのは良すぎる。

9/24木
前日寝るのが1時半とかになってしまい、非常に不安だったがキッチリ起き切った。よくやった。

この日も前日に引き続きものすごい朝勃ち。あんまりにも長時間続くので、このまま一生収まらないんじゃないかとひどく不安になった。朝立ちが早く収まらないと走る準備などに入れないのでシンプルに困る。

冷たい風が涙が出るほどすきです。

この日は、今後知り尽くしていることの重要性が高まってくるであろう、周辺地下街網を把握する作業に少し時間を費やしてしまったが、必要なことだったと思う。

まぁなんにせよ睡眠不足だとどうしようもない。昼寝とかしてしまわないように1日を慎重に、翌日にしっかり繋げられるように送ることしかできない。睡眠不足にかなり弱い。知ってたが。6時間半を超えてるかどうかでかなり変わるが、別に5時間台でも連日じゃなければ大撃沈はしない。

新自習室、第一印象は悪かった。
ビルの周辺が汚く、古い雑居ビルだし。
しかし、中は管理人による細やかなこだわりを随所に感じて、もう既にとても好感を持つようになった。

9/25
歴史的大絶起。10:20とか。金曜日は2限から出ることにしてて、朝の時間を有効活用してるようにしていたがそれができなくなった。寝起きの良さってホント睡眠時間関係ないよな。起きてから1日通して考えると時間は大事なんだけど。寝起きに限定すれば。シャッキっと適切なタイミングを逃さないことが大切。
勉強は一応したが、なんせ起きるのが遅かったから早く寝るために疲れさせないといけない。せめていつも通りの運動量をと思い、本来朝やるはずの筋トレと走るのを勉強早く切り上げて夕方やろうとなるが、どう時間を調整してもスクリーンタイム開始と被ってしまう。これはかなり都合が悪い。

スクリーンタイム制限というのは僕の人生において強力な影響力を持っている。最も上位の存在と言っても良い。僕はそこから逃れられない。民主主義国家で憲法は、その国家元首すら拘束する。そのために憲法はあるのだ。それが僕という国家におけるスクリーンタイム制限だ。時々改編したりするが、その手続きは父と会うという、そんな頻繁にできないことを経ないといけない。

決してスクリーンタイム中に何かスマホ操作以外の別のことをしようなんて、1日をどう送るか考える時に予定してはならない。必ずスクリーンタイム解放が始まった瞬間に、終了までスマホ操作以外できなくなるから。授業とか以外だと。
そもそもスクリーンタイム制限がなくて、一日中スマホ触ってしまうのが嫌で、スクリーンタイム制限を始めたという初歩的な事実を思い出す必要がある。

全然寝付けなかった。仕方ない。10時20分に目覚めたのだから。10時20分は文句無しに昼だ。布団に入って、しばらく耐えてたけど、発汗してしまった。こんな時に、夜風に当たって気持ち良い季節になって良かった。
ねじまき鳥クロニクルも読み終わってしまった。今後、入試まで、美容院以外で、何か新しい小説を読み始めるということはしないでおこうと思っている。

9/26
結局6時に起きて、7時半までブツギリの二度寝をしてて、でもそれでも睡眠不足で起きられた。睡眠不足のまま起きたというのが大事。夜寝られる。
自習時間確保の本命である土曜日に睡眠不足なのは心配だけど、思えば現役時の東大入試は前日晩に射精してしまった上に徹夜で、一浪時は前日19時に起きてしまい、当然寝付けず、かなりの睡眠不足で臨んだのだ。どんな脳の状態でも闘えるようにしないといけない。

ただ普通に眠たかった。厳しい。そもそも勉強開始時間が理想的でなかったし。眠たさにより脳の動きが緩慢で思い通りいかないことが多かった。正直、今週は色々調整の週みたいなとこがあったが(自習室変えたわけで)、やはり土曜日はもっと活用したかった。

今日は致命的ではないが起きるのが遅く、妥当な勉強開始時間だったわけだけど、仮に早く起きたとして、早めに河合塾周辺に行き、近くのカフェで音読をする習慣が定着するのかな?というのはある。無理そうなら、座学の時間の最後30分を削ろうと思う。

あらゆる挽回と貯金、それによる精神安定。こういったことをこの土日は実現させなければならないと思ってたのに。10月から必死のパッチ自分自身をブラック企業にしてフル勃起で鬼勉強すると、決めてるのだ。
そのモデルを今作っていかねばならない。
ただ、何というか、
そもそも予備校の授業により自習時間は削られるわけで、予備校に通わないと受験勉強すらできないというのが、まず甘えだと思うし、さらに朝走ったりもせず、スマホは折り、6時間ちょっと寝て(睡眠時間を削ってる奴もいるがそれは僕は完全に悪だと考えている。)残りの時間は2時間くらいの入浴食事など以外全部勉強に充てる。こうでもしないと、フル勃起で鬼勉強を自称する資格なんてない気もする。ただ、持続可能という観念からいくと、たとえ5ヶ月弱でも今の体制が自分にとっては限界かなと思ったりもする。