先日キングオブコントがあったらしい

先日キングオブコントがあったらしい

いつも独り言ではあるけど、いつもにも増して、今回はその度合いが強い。あと、まぁまぁ厳しい(イタいということ)発言が多いと思う。あとあまりにもまとまりがない文章。

先日キングオブコントがあったらしい。僕はツイッターのトレンドで知った。まだ見てはいない。YouTubeや各種SNSを含むスクリーンタイムを2時間に設定しているのだ。少しずつ見てって来週末くらいには見終わりたい。

でも、まぁ、それに関する色々思ったことが発生し、溜まっていったので、ここでブログという形に昇華させておきたいのだ。

家にテレビがある。去年の春に買った。つけ方がわからなかった。受験生としては都合が良い。去年のキングオブコントYouTubeで見た。ちなむとM1は敗者復活からネットカフェでずっと見てた。こんなやつが受験の勝者になるわけがない。
今年の5/26。家に来た高校の同級生がなんかテレビのコードをうまく繋いでテレビをつけてくれた。
しかし、one of コードsの接続部が破損してまたつかなくなった。夏の始まりだったと思う。同じものをAmazonで買えばまたつくんだけど、受験に悪影響なので敢えて買わないようにしている。これ以上勉強時間が減ったら、いよいよ負になってくる。

どぶろっくが優勝したらしい。なんともめでたいことだ。「もしかしてだけど」は所謂一発屋的ネタだとは思ってるが嫌いではない。

どぶろっくに関して僕は結構昔から注目してきた。古参アピールをして申し訳ないが、これは、せずにはいられないアピールなのでする。日曜22時の演芸パレードという、アレで売れるきっかけとなった可能性が高い番組である、北野武が主催する番組を僕は毎週見てて、当時のどぶろっくの動向を見守っていた。「もしかしてだけど」が、大衆に膾炙してから、あのエンタの神様という子供向け番組でやった「もしかしてだけど」のラストスパートの転調における歌詞は素晴らしかった。これらは文字に起こすと微妙なのでしないが、メロディへののせ方も一番ユーモラスになる感じで感心した。力がある、と素人ながらに思った。
また、「もしかしてだけど」でブレイクする前、あらびき団という番組に出ていた。この頃が歌ネタとしては一番面白かった。特に「聖夜」というネタは神がかっている。何度も視聴して歌えるようにまでなってしまった。アレは全人類が見るべき。


そんなどぶろっくが優勝したキングオブコントではあるが、2年前のにゃんスター準優勝が印象深い。
去年のハナコ新しい波24などから推していたがここでは言及を我慢する。2年前に優勝したかまいたちABCお笑いグランプリからずっと推してて今に至るが言及は我慢する。こういったタイプの言及はできるだけ控えるべきだと考えてるのに、既にかなりしてしまっているから。まぁ今からするタイプの言及も微妙なんだけれど。

はにゃんこスターが嫌いではなかった。もちろんキングオブコントの決勝にも行くべきではなかった。そのように考えている。

初めて見た時。ただただ呆気に取られてしまった。なんか翌日もう一回見たときは、一応笑うことができた。傲慢な自分のメモ帳には79点と書いたと思う。一本目だけだけれど。

キングオブコントの審査員には松本人志がいた。そしてにゃんこスターは準優勝した。一本目は既成概念の破壊という観点から見てもギリ高得点をあげることに関して賛同できる。しかし2本目だ。ほとんど同じネタの2本目に高得点を与えて準優勝させてしまうというのは、やはり松本人志にも迎合の色が見え隠れしているのでは?と悲しくなってしまったのだ当時。丸くなってるなぁと。彼ですら永遠に尖り続けられないのかと。
まぁそれでも松本人志のセンスの水準の先進さは今の所永久不滅であると思えるとは感じているけど。それでも迎合は混ざってしまうのだ。
ほかの4人は迎合しててもわかるんだけど。というか松本人志だって80年代90年代あれだけ大衆に受け入れられた時点で、ある程度迎合的要素はあるんだけど。2本目、いきなり5点!とかにしても良かったのかではないかと思ってしまう。
審査員としての松本人志というのは、やはり初回のM1が印象に残ってる。チュートリアルに50点。あのチュートリアルにだ。確かにあの時のチュートリアルは最終的なチュートリアルと比べたらショボかった。しかしチュートリアルである。にゃんこスターの2本目よりは少なくとも遥かに賞レースで評価されて然るべきネタだった。
2006年のチュートリアルの2本目のネタを僕は漫才史上最高の1本だと思っている。死ぬほど繰り返し見ており(コウメで笑ったら即引退くらい見ている)流石にもう笑うこともないが、見るたびにいちいち発見があり感動してしまう。題材選び、構成、など漫才を構成するすべての要素がSSS級であれだけ上質なネタはないと思う。

中国人か韓国人か忘れたが、その時リアルタイムで翻訳された字幕で見てて、笑い、字幕で見たネタなのに面白かったという、そのことに感動して日本語を勉強して日本でお笑いをしている女芸人をなにかの番組で見たことがある。チュートリアルというのはそのくらいの芸人なのだ

2007年のサンドウィッチマンの優勝を受けて同い年だったことに触発されたうをともという芸人もいる。この世代の芸人が、それまで松本人志が他の芸人に与えてたような影響を与え出していたことにエモさを感じる。