亜鉛の呪縛

最近すっかり射精した後は「スーパービール酵母Z 亜鉛&マカ 黒にんにく」とかいうやつを15粒飲まないと気が済まない体になってしまった。

効果があるのかわからない。ないわけではないだろう。しかし体感としてはほとんどないと思う。おまじないみたいなもんだろう。僕はそういうのを元来嫌う性格だけど、射精後飲むというのを始めてからというもの、習慣になってしまった。飲まないと何となく射精で受けたダメージがデカくなる気がしてしまうんだから仕方ない。そういうのを飲まずにかなり長いことやってきたのに。一時期炭水化物マシマシ食事を摂る前にナイシトールを飲まないと気が済まなかったのと似ている。イメージに支配されるというのは怖いことである。イメージで支配するというのは、マーケティングにおいて最も重要な要素の一つだと改めて認識させられる。

何故それにしたかというと「比較的、おトクそう」「お手軽だ」それだけの理由である。射精後に摂ると良いとされてるモノ、そしてその吸収に関わるモノ、それらをだいたい一気に摂れるというのに魅力を感じた。

15粒というと多そうだけれど、1日それだけ飲むように書かれてるのだ。それは1袋300粒入ってるから20日分で、僕は射精した日にしか飲まなくて、1ヶ月にだいたい20回前後射精するから、だいたい1ヶ月に1袋のペースで消費してしまうのだ。

一袋983円だから、月額1000円の風俗店に行ってるような、なんだそれはという、それまで人類が編み出したことのない、斬新な感覚になってしまう。

射精したらこれを飲まないといけなくてコスティだから、禁欲気味になる、という事態すら引き起こしかねない状況である。実際少しそうなってる部分がある。