中世ヨーロッパにおける
諸侯 騎士 貴族 領主
は全部同じだと考えた方が受験世界史ではラクである、と教えられる
ここで思い出されるのだ
という語だ
同じような関係といえるのか、さまざまな面からアプローチしたい
まずは辞書的定義から確認したい
諸侯…ヒューダリズムにおける国王に次ぐ有力者たちであり、領土を持ち、領民から租税を徴収する権利を持つ人を指した
貴族…中世に君主から特定地域の支配権を付与される代わりに、防衛や戦力提供の義務を負う軍務制度として設置された称号
騎士…主君に従い戦闘に従事する小領主層
領主…ヒューダリズムにおける土地の租税徴収権を持つ社会の支配的階層
ポイントはこの時代の西ヨーロッパでは武官と文官が分かれてなかったのである。強力な王権を支えるのは官僚と常備軍なので、それが完備されてなかったため王権が弱体だったという見方もできる。シンプルに領内の荘園に領主が強権を行使してるから王権が弱いというのがデカいのだけれども。そして、貴族階級も絶対王政の時代になると官僚化する。
つまり、これらの4つは自らの荘園を有しており、また軍事力も持っているといえる。
ただ、騎士というのは諸侯の下位互換であるといえる
だから諸侯=騎士とはいえない。しかし、諸侯=領主=貴族であり、騎士=領主=貴族ではある。
要は単に領主や貴族というと、結構指す範囲が広いのだ
だから正確な呼称をすると、大貴族=大領主=諸侯、となり小貴族=小領主=騎士となる
一方で(こちらは辞書的意味というのがそこまで安定していないので、意味部分に重点を置く)
ウェイ…仲間同士で盛り上がった時に発せられる若者言葉。単に軽い挨拶として、友人に会った時などにも用いられる。関連して「ウェーイ系」という表現が使われることがあり、集団になって騒ぐことを好む若者に対する軽蔑を込めた呼称などとして使われる。
パリピ…単にパーティーを好むだけでなく、より広く様々な機会に集まって楽しそうに騒ぐ若者たちという含意がある表現であり、否定的に言及される場合には、騒いで周囲に迷惑をかけるという意味合いで用いられる。
陽キャ…中高生コミュニティ内における、スクールカースト上位にいる「友達が多く、スタンダード運動系の部活に所属している場合も多く、活発な人」という理解を軸にしたい。それ以降、大学生社会人における陽キャも元々中高時代そうだった人間が多いと言えるためである。だからこそ、古い物言いである「ネアカ」との共通点が見えてる。中高時代に培われた「根」の部分の明るさつまり、陽性に裏打ちされた属性なのだ。
あまり話の本筋には関係ないが、ここで注意したいのはウェイはオタクの対立概念ではないという事だ。オタクの俗的な意味としての陰キャオタクのイメージが、あまりにもオタクのイメージとして定着してしまっているため、勘違いされがちだけど、ウェイオタクだって存在するというコトを今一度確認しておきたい。
これは僕の知見ではない。高校の同級生が言ってて、なるほどと思ったのだ。
ウェイが「蔑称」であることと、本来ウェイという言葉を発してる人々のこと、すなわち、ウェイ系と呼ばれる存在で、系が落ちた形の呼称と認識したい
だからあまりウェイになりたいなどという願望を口にするべきではないといえる。言うならば陽キャになりたいである
ウェイもパリピも陽キャに包含されるとは思う。ただ陽キャも場合によってはマイナスイメージを抱く人もいるとはいるが、客観的価値観念としては陰キャの対立概念でしかなく、それ以上でもそれ以下でもない。プラスでもマイナスでもない。一方、パリピやウェイはやはり批判的ニュアンスを含んでいると言わざるを得ないと思う。特に、パリピの方が具体的に何かイベントなどに参加して騒いでる、ハメを外しているイメージを僕は持っている。自称して喜んでる人たちは本当に厳しいと言わざるを得ない。しかし、言葉の意味というのは時代によって移り変わるものでありそしてまた、これらはまだ安定しない。10年後、20年後、どんな意味を含んでいるか非常に楽しみである。いや死語になっているかもしれないけれども
さて、、、
両者を並べてみたが、、、
特に比較することがないですね、、
残念
了